こんにちは。
いつもありがとうございます。
昨日は福岡でアート全般の無料タウン誌を発行されていらした
N氏が写真を見に来られ、さまざまな話をしました。
そうやって、他人様に自分の内面をお話しすることで
改めて、自分という人間がどういう思考をする生き物なのか
気がついたりします。
私は写真の技術、作者の選ぶ被写体、写真家の好きな色など
そういう、表現されたもののでき不出来や好悪や、コンクール歴などは
もはや結果でしかなく、むしろその人がどういう人物なのか
なぜコンクールに応募するのか、その人の表現する目的は何なのか
など、その表現者である人そのものに私の意識が
フォーカスしてしまいがちになるということを知ったわけです。
写真の審査はしませんが写真家そのものは審査対象になるということです。
まったくおこがましく、あつかましく何様だと思うのですが
私の個人ギャラリーなのでこれからもやりたいようにやっていくしか
ありません。
そして目下注目の写真家はなんと言っても「杉本博司氏」
外を撮るのではなく内面にあるものを撮った写真が観たいのです。
写真家の内面が暖かで思いやりに満ちていなければ
その人の作品には何かが欠けていることでしょう。
技術も大事でしょうけれど、
まずは人間力を磨くことが大切だと思っているのです。
人間力はあの世に行くまで磨くことができますから。
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